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REJOB BLOG

2023.05.22

リジョブの21卒3名が語る、「経営幹部候補」になったそれぞれの理由、今後の展望とは?

リジョブの組織づくりの肝のひとつが、2014年より実施している「経営幹部候補」。現在、社員の約1割にあたる、16名の経営幹部候補が活躍しています。

 

中でも、2021年度入社の経営幹部候補メンバーは「新卒研修を経て、1年目から幹部候補に(池田)」「入社2年目に立候補し、社内選考を経て幹部候補に(川波)」「中途入社で、1年目から幹部候補に(大黒)」という3名が揃うユニークな顔ぶれです。

 

様々な過程を経て幹部候補になった3人それぞれに、「どのようなきっかけで幹部候補になろうと決意したのか?」等々、対談を交えつつ話を聞いてみました。

 

 

【はじめに】リジョブの「経営幹部候補」とは何か?

 

そもそも「経営幹部候補ってどんな存在なの?」と気になる方がいると思います。

 

一言でいうと、配属部署で任されているミッション(=通常業務)を持ちながらも、会社の課題を自分事として捉え「経営層とともに、当事者意識をもって事業と組織の両面の経営課題の解決を立案・実行していく」ことをミッションとして担う人材です。
2014年、リジョブがじげんグループにM&Aされたことをきっかけに、新旧メンバーを合わせた新しい組織づくり・文化づくりを推進する中心となるメンバーを「経営幹部候補」として新卒採用をスタートしました。現在は上述の通り、社内公募により面談を経て幹部候補となった中途社員や、インターン学生から幹部候補となったメンバーなども活躍しています。

 

※経営幹部候補について、詳しくはこちら👇をご覧ください

新卒入社で「経営幹部候補」に。その採用基準と気になる研修内容をこそっと教えます。

 

 

#「迷わず即決」「総合職を経て熟慮」など、経営幹部候補になったそれぞれの理由は?

 

今回は21卒の経営幹部候補として活躍中の3人に話を聞いてきました。まず気になる「幹部候補になった経緯」を掘り下げて聞いてみたいと思います。

 

 

WebマーケティングDiv. 池田 将大(イケダ マサヒロ):2021新卒(上智大学卒)。アルバイトにのめり込み一旦大学をドロップアウトするも、チームワークを活かしたパチスロを通して資金調達し見事復学を果たす。『10年後にリーダーとして周りを引っ張っていける人になりたい』想いを軸に就活し、リジョブへ入社。“チームで成長し、社会課題を解決すること”を目指して、日々経営幹部候補として奮闘中。

 

【池田】僕の思考や行動原点には、学生時代を通して感じた「自分の関わった相手を、マイナス状況からプラスに変えたい」という想いと「リーダーとしてチームで成長し、成果を上げる喜び」があります。この2軸で就活を行い、「チームで成長し、社会課題解決に対して大きな影響力をもつ」リジョブに惹かれて入社を決めました。「経営幹部候補」については、当初深くは知りませんでした。けれど、10年後の自分や会社を想像した時に「一人よりも組織レベルで何かを成し遂げるほうが、社会に与えるインパクトが大きくなるため、組織や事業を引っ張っていける人でありたい」と考えていました。そして入社後の新卒研修を通じて「自己成長の先により多くの人を豊かにするために、専門分野を深めるだけでなく全体への視野を広げたい」という想いが増し、経営幹部候補に立候補しました。

 

 

リテール営業Div. 大黒 慶史(オオグロ ケイジ):約70年前、曾祖母がブラジルに渡り、本人もブラジル国籍を持つ日系4世。幼い頃より「国籍による選択肢の差」を背景に、自立心を育んできた。専門学校卒業後、大手メーカー経理を経て2021年にリジョブ入社。人生の目標は「より多くの人が幸福になる選択ができる社会を創造する」こと。経営幹部候補として、同期と切磋琢磨している。

 

【大黒】自分はブラジル国籍を持っていて、日本人ではありません。そのことから以前は選択肢が狭く、コミュニティから外されることも多かったのですが、環境のせいにせずがむしゃらに何とかして生きてきました。同時に、努力ではどうにもならないところ、ゾーンが世の中には多くあると感じる経験を重ねたことで、「努力した人がきちんと報われる世の中をつくりたい」と考えるようになりました。そんな中でリジョブに出会い、ビジョンに共感しました。「心の豊かさあふれる社会」を本気で実現するためには、事業だけではなく組織を強く大きくしていくことも大切で、そこを担う人材になりたいと思うようになり、幹部候補メンバーになることを決めました。

 

 

コーポレート推進UNIT 川波 風太(カワナミ フウタ):2021新卒(神戸大学卒)。大学3年時に1年休学し、「様々な背景や価値観を持つ人に触れること」を目的に、世界一周の旅を決行する。帰国後は「より多くの人が平等に機会を得られる社会をつくる」を軸に就活を再開し、リジョブ入社。WebマーティングDiv.配属(現在コーポレート推進UNITへ出向中)となり、新卒2年目に経営幹部候補に名乗りをあげた。座右の銘:「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

 

【川波】社会人1年目は「目の前のミッションに対して100%の力を注ぎたい」と考えていて、そこから事業・組織全体まで意識をやりきれるかどうかのイメージがつかず、経営幹部候補には立候補はしませんでした。その後1年が経ち、WebマーケティングDiv.のメンバーとして自らが出来ることが増え、成長実感があったものの、さらに「その先の事業や組織づくりについても自分事として捉え、コミットする範囲を広げていきたい」という想いが日に日に強くなり、2年目に経営幹部候補に立候補をしました。同期二人が先に幹部候補メンバーになっていたことはとても心強かったです。先に幹部候補として奮闘する池田・大黒の大変さは見ていましたが、そこに向き合う姿勢、背負う責任や視野範囲の違いを感じて、どんどん成長している姿をみていたので、自分もそうなっていきたいと感じました。

 

※リジョブスペシャルコンテンツ:社会人としての「成長」とは?

↳課題解決する人の成長プロセスとは?

 

 

#経営幹部候補になることで、どのような成長実感がありましたか?

 

【川波】自分は総合職を経て経営幹部候補になりましたが、一番の変化は「視野の範囲が大きく拡がったこと」でした。全社でどこを目指していて、そのために今何をやるのかを中長期的な視点で考えられるようになり、それが未来の事業や組織づくりにつながっていることを日々実感しています。もちろん以前から、幹部候補であるチームマネージャーから直に指導を受けていたこともあり、視野は徐々に拡がっていたのですが、自分の意志で経営幹部候補になったことで、その加速度が増した印象でした。

 

もうひとつの大きな変化は、「関わる人や物事に全力で対峙する覚悟」が生まれたことでした。コンフォートゾーンにずっといるのではなく、経営幹部候補というストレッチゾーンにあえて身をおくことで、苦しさもありますが、成長曲線のカーブが変わったことを実感しています。

 

具体的には、2022年に初参加した幹部候補生による事業合宿では「全社の経営課題に対する打ち手を考えること」がテーマだったのですが、「経営課題に対峙する」ことに当初はしり込みしたり、気負いすぎて空回りするようなことがありましたが、取り組み続ける中で「経営課題は日々の業務の延長線上にあること」が思考的にも、感情的にも理解できました。

 

この気づきは自分の中ではものすごく大きなものでした。以前は「現場の側から」戦略を捉えていましたが、経営幹部候補として「戦略の側から」現場をみる視点も得られたので、今後はどちらの視点も行き来していくことで、より全体が豊かになる成果をあげたいと思います。会社全体を見ることで視野が広がり、覚悟をもって自ら推進するスタンスが、自己やチームの成長にもつながっていることを、ひしひしと実感しています。

 

 

 

 

#経営幹部候補として、実際にどのようなミッションを担っていますか?

 

【大黒】幹部候補としての重要ミッションのひとつが「新卒メンバー採用へのコミット」です。リジョブでは「“自分だけではなく、他者も含めた未来や社会を創っていく”という想い(LOVE)」と、「その想いを“当事者意識をもって実現する力(POWER)”」を併せ持つ組織・チームでありたいと考えています。

 

具体的には、人事とともに新卒採用イベントの企画設計に携わったり、「経営視点を身に付ける」「企業だからできる社会課題解決」といったテーマの新卒採用イベントに登壇したり、学生さんとの面接や面談、座談会といった対応をしています。

 

「未来の仲間を採用する」新卒採用は、組織の未来をつくる上での重要ミッションですし、採用イベントも面接も、その一つ一つの出会いが学生のその後の人生に関わるので無責任なことは言えません。相手に最大限向き合って、学生さん・リジョブ双方にとってベストな選択ができるよう心掛けています。学生さんが内に抱える熱い想いを言語化する手助けしてポジティブな意見をもらえるときや、リジョブへの興味が深まり次の選考に進んでもらえるときに、幹部候補として、未来の組織メンバーに関わっていることが実感できて、大いにやりがいを感じますね。

 

 

※リジョブスペシャルコンテンツ:イノベーションを起こす「チーム力」とは?

↳社会課題を解決するチームとは?

 

【池田】幹部候補のもうひとつの重要ミッションが「未来に向けた社会課題解決事業の創出」です。具体的には年に1回の事業合宿を通して、経営陣を含む経営幹部候補が集い、チーム制で全社の経営課題解決に対して何をやっていくべきかを考え抜き形にしていきます。毎年数カ月の準備期間をかけ、ひとりひとりが当事者意識をもって臨んでいます。合宿自体は毎年2日間で行い、扱うテーマは事業や組織など、リジョブの経営課題に応じて毎年変化があります。2021年は組織の未来、2022年はアフターコロナの第3フェーズを創る事業をテーマに実施しました。

 

合宿では代表やMGRなど、様々な層の方々とともに直に議論を重ねるため、現場業務だけでは得られない経営視点を直に学ぶことができます。もちろん学びを活かし、社内外のニーズを拾い上げ、仮説を立てて事業やプロジェクトをゼロイチで立ち上げていきます。

 

いま、合宿を期に立ち上げた「プレ社長室」「スキマワークプロジェクト」といった幾つかのプロジェクトに携わっていますが、社内なら異なる部署間、社外であれば顧客や求職者・地域コミュニティ・取引先といったあらゆる観点を大事にしながら結論を導いていくことが難しさであり、面白さでもあります。A部署とB部署が大事にしたい軸を両方捨てずに全体最適を考え、どうしたらC案に昇華していけるのか。そのような議論の過程を通して、自分たちの持つ軸がより強固になっていくのを感じます。

 

≪2021年合宿紹介ブログ≫ ※合宿により「プレ社長室」発足↳

新卒3名で発足した「プレ社長室」。経営幹部候補合宿でたどり着いた方向性とは?

 

≪2022年合宿紹介ブログ≫ ※合宿により「スキマワークプロジェクト」発足

2022年合宿テーマは「事業創造」。幹部候補生全員で創る“リジョブの第3フェーズ”。

 

また、全体最適を考えるためには、積極的に「相手を知る」コミュニケーションが必要になりますが、これは普段意識してこなかったことなので、難しく感じました。自分が挑戦する範囲を広げると自分の責任量が増え、「自ら推進していくという、想いの温度感があがったこと」が成長実感としてありますね。

 

 

 

 

#経営幹部候補として、経営陣から若手に期待されることは何だと思いますか?

 

【大黒】まずは「覚悟と主体性」が求められます。言い換えると課題に向き合うスタンス、でしょうか。経営陣やMGRと自分たち若手にはもちろん経験の差がありますが、たとえ経験が足りなくても、わからなくても、自分で思考し自発的にアウトプットしていく能動的な姿勢が欠かせないと感じています。

 

【川波】僕は「視座を上げること」が求められているなと感じます。現在、経営陣やMGRが行っている判断や責任範囲といったものを、それ以外の若手メンバーも担えるように、それぞれが成長し視座を上げることが必要だと実感しています。

 

【池田】それと「若手ならではの発想」も、求められていると思います。そう考えると、自分が学生の時にやってきた経験をもとに話したり、若い世代だからこそのアンテナを活かして施策の手法を尖らせていく、といったことも重要だと感じます。特に0から1を生み出すときには、経営陣やMGRといった経験は関係なく同じスタートラインで意思決定していくため、若手ということを弱みではなく、強みとして活かしたいと思います。

 

 

 

 

#今後幹部候補として、どんな付加価値を生み出したいですか?

 

【川波】事業と組織が大きくなり、リジョブが業界や世の中に与えられる影響力もありがたいことに増しているので、これまで以上に「事業と組織を当事者意識をもって創っていくメンバー」が求められていると感じます。だからこそ、経営幹部候補である僕たち自身が、経験が浅いことにしり込みせずに、社内から社会へと当事者意識を広げていける組織をつくっていきたいと思います。

 

【池田】事業においては、美容・ヘルスケア・介護業界における労働人口不足課題解消のためにも、より「多くの人」への価値提供をしたいと考えています。そのためにもマーケターそして経営幹部候補として、求人サイトリジョブならではの強みを確立させていきたいですね。途上国の方々の経済的自立支援“咲くらプロジェクト”をはじめとするソーシャルコミュニティづくりの推進としては、誰かの心に「ぽっ」と明かりを灯すようなプロジェクトや企画を、自社だけでなく社外の方々と協働で実現していき、経済的な価値だけでははかれない、人と人とが結びつくコミュニティの環を広げていきたいです。

 

【大黒】営業担当の僕は、人を採用する企業(サロン)側のニーズや課題感を日々肌で感じています。採用ミスマッチを減らし、企業側と求職者のマッチング精度が高まれば高まるほど、業界従事者が働きがいをもって活躍し続けられる業界に近づいていくので、そのために「双方の理想と理想がより合致するサービス」をつくっていきたいです。そのために自分の役割としては、企業側のニーズを最前線でとっていきたいと考えています。

 

【川波】リジョブでは、美容・ヘルスケア・介護といった心の豊かさを提供する「おもてなし業界」に対し、業界に携わる方が自分らしく働き続けられるよう、育成→雇用→活躍それぞれのステージで一気通貫支援する「美容業界のSPA構想」を推進しています。この中で、根幹ビジネスである雇用支援事業のまわりの、育成支援や活躍支援ステージに対しても、今後事業として大きくすることが大事だと考えています。それぞれのステージを循環させるつながりを実現することで、おもてなし業界をより盛り上げることで、業界の持続可能な発展と、心の豊かさの提供者を増やすことに取り組んでいきたいです。

 

 

 

 

#経営幹部候補として、学生さんに伝えたいメッセージはありますか?

 

【川波】僕自身は、総合職から立候補を経て経営幹部候補になりましたが、幹部候補になるまでの過程・なってからの成長、どちらも自分にとってかけがえのない経験でした。そして今「幹部候補になって良かった」と、昔の自分に胸を張って言えます。僕以外にも、はじめは総合職として入社したけれど、新卒研修を設計運営したことをきっかけに「より主体的に組織づくりに携わりたい」という想いに目覚め、幹部候補になったメンバーもいます。みなさんも、その時々の想いを大切にしながら、目の前の人や仕事にしっかり向き合って、自分の扉を開いていってください。

 

【大黒】僕は常に「全体思考をもつ経営幹部候補がもっと増えてほしい」と考えています。自分自身、幹部候補になったことで意識の幅が広がり、とても成長することができました。具体的には、以前は社内で何かに取り組む時に個人最適や部署最適で考えてしまう事が多かったのですが、幹部候補として様々な部署のMGRやメンバーと関わる機会が増えたことで、まだまだ成長途中ではありますが、部分最適ではなく「全体にとって何が最適か?」を考えて徐々に決断できるようになれました。成長意欲のある方や、より幅広い視野・高い視座を身に着けていきたいと考えているという方にはぜひ、一度飛び込んでほしいと思っています!

 

【池田】「自分の視野や意識の幅を拡げて、大きな課題を解決したい」「幹部候補になろうかどうか、迷っている」といった方は、すでに経営幹部候補になる可能性や素養がある人だと思います。ぜひ、幹部候補として活動するメンバーと実際に話すことで、本当に覚悟をもって取り組めるのか、また本気でやりたいと思えるかを考える「はじめの一歩」を、勇気をもって踏み出してほしいです。

 

 

それぞれの気づきや想いを抱きながら、21卒の経営幹部候補として活躍中の池田・大黒・川波トリオ。新卒採用や新規プロジェクトの他にも、後輩の新卒研修を設計運営しともに育ち合う「新卒研修」やソーシャルコミュニティを拡げるプロジェクト等さまざまなミッションに対して、「誰かのために」心も頭も全力コミットで向き合うその姿には、いつも清々しさがあふれています。

 

リジョブは「人と人との結び目を世界中で増やし、心の豊かさあふれる社会を創る」というソーシャルビジョンを掲げ、このビジョン実現のために日々事業やプロジェクトを推進しています。そして今後リジョブが提供していきたい事業やプロジェクトを増やし、拡大して貢献の幅を広げていくための中核を、経営幹部候補たちは担っています。

 

「自分も経営幹部候補として組織・事業を創っていきたい」「少し興味はあるが、もっと詳細を知りたい」こんな方には、リジョブの経営幹部候補(この3人が登壇する可能性ももちろんあります!)と直接お話しできるイベントもありますので、少しでも興味を持っていただいた方はぜひ、ご参加をお待ちしています!

 

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