2020.04.02
いよいよ4月ですね! リジョブにも、今年の新卒メンバーが入社いたしました。直前になりますが、2月3月をかけて行い数々のドラマが生まれた、20卒内定者インターンの様子をご紹介します。
ベンチャー企業らしく毎年内容の変化があるものの(今年は「マーケティング」と「営業」、各4週間のインターンを実施しました)、どの年にも共通しているのは「リアルなケーススタディのもと真剣にビジネスと向き合い、リジョブが大事にしている価値観・スピード感などを体感する」という所です。
インターン生には甘えも許されない代わりに、いちメンバーとして大きな裁量権が与えられます。今年の場合、マーケであればLINE等の機能を用いて「実装につながる施策の土台を創ること」、営業であれば業界やお客様に対する理解を深めたうえで「ニーズに応じた提案を自力で出来るようになること」をゴールに、週・一日単位での目標やマイルストーンを設定。メンター役として、先輩社員がスキル面/心理面のサポートにあたり、期間中に「ビジネスに当事者意識を持ち、自分の壁を自力で突破する」成功体験を積んでもらいます。
それぞれ超える壁は違えど、インターン時期に自分の中に成功体験を持つことは、社会に出てからも大きな糧となります。今回のブログでは4月からいよいよ社会人となったインターン経験者に、入社理由やインターンを通して得られた”自分の成長ポイント”などを語ってもらいました。
※リジョブが組織創りにおいて大切にしているのが「自分の力を誰かの為に役立てたいという想い(LOVE)と、その想いを具体化する為の力(POWER)」です。今年の新卒メンバーにもLOVE寄りとPOWER寄り、もちろんどちらのタイプもいます。それぞれの強みや個性が溢れ、新卒研修後の本配属が楽しみな中で、前編では“POWER寄りのTさん”と“LOVE寄りのSさん”の2名を紹介します!
関西出身。「人と人との結び目」を大切に、学生時代は国際協力団体の活動にのめり込む。嵐とKポップを大いに愛する、圧倒的なコミット力が魅力の好奇心先行型新人。
はい、私は大学時代に「アフリカの子どもたちに給食を」をキーメッセージにしたNPOのイベントに参加したことをきっかけに社会課題に興味を持ち、国際協力団体の代表やボランティア、留学生と学生を繋げる活動…といったことに積極的に取り組んできました。
そういった経緯もあり、リジョブへの入社を決めた最大の理由は「事業を通して社会課題に本気で取り組んでいるところ」でした。言葉としてそれを伝えている会社は多くありますが、リジョブでは先輩方がそれを有言実行で、覚悟を持って全社でコミットしている所に魅力を感じました。美容求人メディアの競合:大手R社と少し迷った時期がありましたが、「個々の課題だけではなく、社会全体の課題解決に繋がることがしたい」と、R社を辞退しました。
加えて「自社のサービスを通して、人と人とを繋ぐプラットフォーム事業に携われること」や、「年齢や役職にとらわれず、意見を出し合える風通しのいい環境であること」も、この会社で働きたいと思った大きな理由です。
学生時代から「自分が全力でコミットする」という所には自信がありましたが、「自分とは異なる物の見方や考え方を受容して、丸ごといいチームを創っていく」という部分が課題としていつも立ちはだかっていました。
そこで今回リーダーに立候補したのは、「自分」の目標を追うだけでなく、「チーム全体」としての目標管理だったり、俯瞰的に見る能力を身につけたかった、というのが大きいです(ただ単に自分を追い込みたかったから、というのもあります!)。自分が先に行動を起こすことで、チーム全体を前進させられたらいいなと思いました。
私の最大の壁は、上記のように「独りよがりになっていないか、他者の考え方を受け容れられているかと考えすぎて、コミュニケーションにブレーキがかかる」苦手部分を思いっきり突き付けられたことでした。人と人を繋ぐことにものすごく関わりたいのに、実は根本のチーム構築に自信が持てなかったんです。チームリーダーとしてどこまで伝えていいのか、どうすればチームをまとめられるのか。今回も、初めの頃はお互いをよく知らない事もあり、時に言葉が空回ってしまいました。
けれど、これではいつまでたってもお互いの本質が分からないなと思い、迷いや葛藤含め、自分から腹の内を伝えるように。すると徐々にお互い自己開示が出来るようになり、反対意見も含め、メンバーが素直に意見を出し合えるようになってきました。
これは小さな成功体験ですが、大きく心に残りました。ひょっとすると「押しつけと思われないか、という不安」や「同期に嫌われたくない気持ち」があったのかもしれません。今後も自己開示を心掛けて、深い部分から繋がる良いチームを創っていきたいです。
また、マーケティングでも営業でも、先輩方はお客様・ユーザーさんの背景にある、関わる業界全体の未来が良くなることを考え、施策を立てたり採用広告提案を行っています。自分としては最大限考えたつもりであっても、「先輩方はここまで考え、見据えているのか!」と目先しか見えていない自分を突き付けられて、頑張ろうと逆に闘志が芽生えました。
より良いマーケティング施策を立てる為にはまず、お客様を知り業界を知ることが大切だと感じましたし、逆に、営業としてより良い提案をするためには、マーケティング施策をしっかりと理解し自分の言葉で伝える力が必要です。マーケティングと営業、両方のインターンを経験したことで、それぞれの関係性や重要性を肌身で感じられました。
これは何といっても「誰よりも考えて、誰よりもやる」というコミット力・行動力だと思っています!大学時代はマーケティングを専攻し、その中で長野県のエノキダケ(大きさも味も格別です!)のブランディングなどに関わり、コツコツと成功体験を積み上げてきました。その時から「情報収集する」「分からなければ聞く」「考え抜く」「とにかくバッターボックスに立ち、球を打つ」ことを大事にしています。
インターンの経験から言うと、お客様のアポ獲得の為にとにかく架電件数を多くする、良い提案方法が見つかったら即実践&体得する、といったことの積み上げで「とにかくやる自分」という自信を深めていきました。営業統括マネージャーにも「PDCAを回す事や、順応が早いね」という言葉を掛けていただきました。
そしてこれまで、営業には勝手に苦手意識を持っていましたが、「お客様の想いや悩みを体感することは、この先どの部署に配属されても大切な軸となる」と心から感じられたのが、営業インターンの最大の収穫でした。
リーダ―として、インターン4名のチームを引っ張ってくれたTさん。メンターの私も驚くほどに、「出来るまで徹底的にやり抜く姿勢」がTさんの圧倒的な強みだと思います!それだけ自分に対して厳しく、先輩にも貪欲に質問に行く姿勢が清々しかったです。
インターン期間を通して変化した一番のポイントは、元々「自分が頑張ること」が出来ていたTさんが、プラス「メンバーを巻き込みながら、チーム達成のために頑張ることが次第にできるようになっていった」ところだと思います。是非、これからもそのコミット力で現場の起爆剤になって欲しいですね。
東京出身。「海外」「CSV」「コミュニケーション」に関心が深い。サッカーやフットサルなど、体を動かすことが大好きなアクティブ系新人。
米国大使館の助成プログラム「グローバルトーク」&「アメリカンダイアログ」へ積極的に関わったことです。“日本アニメから見るアメリカ”といった身近なテーマから、“女性の権利を考える”といった深いテーマ・社会課題まで広いトピックに基づいて、海外の学生やゲストと交流をするもので、私の大学生活の柱になりました。
このプログラムは自分がカナダやアメリカに留学していた経験やタンザニアへ行った経験などをアウトプットできる大きな場でもあり、またそれ以上に新たなことが吸収できるインプットの場でもありました。国や年齢、立場が異なる様々な人の実体験や想いに触れたことで、“世界”や“課題解決”に対する当事者意識が芽生え、自発的に目を向けるきっかけになった大きなきっかけです。
はい、元々海外志向が強く、大学では国際コミュニケーション学科で学び、自然と「海外で起きている社会課題にまで目を向けている会社」「そういった社会課題の根本解決に携わる会社」という軸で就活を行い、かなりの数の会社説明会に参加しました。けれど、実際に「面接を受けてみたい」と感じる会社はとても少なく、その中でも心惹かれたのがリジョブでした。
はじめに興味を持ったきっかけはCSV推進「咲くらプロジェクト」でしたが、選考が進むにつれ、美容・介護といった主力事業もまた、事業を通して業界の課題解決につながっていくのだというイメージがクリアになり、入社を決意しました。
私の目下最大の壁は、実は…「目の前の小さな壁にこだわってしまい、視野が狭くなる」という所です。例えば、今はこれまであまり触れてこなかった分、パソコンがまだ使いづらく、ITリテラシーの高い同期達とのギャップを日々感じています。外国人をはじめ、様々な年代の方とコミュニケーションを積極的に取ってきたのでその部分には自信があるのですが、PCスキルが足らないせいで時間をロスしたり、コミュニケーションにマイナスが生じることは勿体ないなと痛感しています。
また、代表の鈴木さんがおっしゃる「IT化が浸透した世の中だからこそ、ネットを介したより深いコミュニケーションが求められている」という言葉にハっとしたのですが、これはコミュニケーション力とITに対する知識、両方があってこそ実現できるものですよね。
小さな壁にこだわりすぎると、その先の大きな目標、指針が時に見えなくなってしまいます。「いづれは海外の社会課題も解決したい」という夢があるので、これからもこういった小さな壁は早々に乗り越えて、その先を見据えたいです。
強みは、シンプルですが長年スポーツを続けてきて“同期No1”と自負する「体力」でしょうか。自分の課題にこんなにも短期間でがっつりと向き合う経験は初めてでしたが、チームが精神的・体力的に追い込まれた時にも「自分の前向きさで、周りをさりげなく元気にしていける所」は、今後も磨きたい強みだと思っています。
インターン期間は、嬉しい・悔しい・楽しいといった様々な感情を、これまで生きてきた中で一番ギュっと凝縮して感じられた1ヶ月でした。4月からいよいよ社会人になり、これからも必死でもがいたり飛び上がって喜んだり、きっと様々なことが起こると思いますが、逃げずに向き合っていきたいです。
そして、学生時代から抱いている「自分たちのできる事を通して、世界を良くする事業に関わる」という夢を叶え、いつかリジョブに惹かれたきっかけである「CSV推進室」にも自信を持って立候補できるよう、新社会人としてまずはビジネス力やコミュニケーションスキルをコツコツ磨いていきたいと思います。
常に「誰かのために」を原動力に行動ができるSさん。どんな時も周りが見えており、誰かが頑張りすぎていると「自分がどのように助けられるか?」を考え、動けるところがとても素敵だなと思います。
本人が言っているPCスキルをはじめ、ビジネススキル的にはまだまだこれから頑張って欲しい部分もありますが、Sさんの「想いのまっすぐさ」に期待しています。想いをPOWERに変えてチームメンバーを後ろから支えることができる姿が見たいですし、「誰かのために」の輪を広げていくことが、彼女ならきっとできると考えています。
(前編:完)
…20卒内定者インターン生の声【前編】、いかがでしたでしょうか。TさんはSさんのことを「いつも落ち着いていて、一匹狼に見えてすごく優しいお姉さん」、SさんはTさんのことを「自分に無いものをたくさん持っている、The関西人」と話してくれました。次回【後編】を紹介しますので、しばしお待ちください。
そして今回メンターを務めたのは、新卒入社3年目となるTさんです。「忙しい中、常にチームの事を気にかけてくれた」「チームを誰よりも分かってくれている」「自分からも相談しやすい環境を創ってくれた」など、インターン生からはTさんへの感謝の言葉が溢れていました。
リジョブにはこのように、新卒入社メンバーが後輩新卒メンバーのインターンにメンターとして関わったり(内定者インターンの他、1週間の通常インターンを実施しています)、新卒研修自体を設計して運営していく、「当事者意識を持って自分たちの組織を自分たちで創る」というカルチャーがあります。
…このような「インターン(内定者インターンの他、1週間の通常インターンを実施しています)に興味がある」「話を聞いてみたい」といった方は、お気軽にご連絡ください!
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