2018.06.11
こんにちは!
BEAUSTYLE事業部 兼 コーポレート推進室の辻岡です。
突然ですが人生には意思決定をする機会がたくさんあります。
例えば、今日のランチはカレーにするのかパスタにするのか、就職先はA社にするのかB社にするのか、結婚するならAさんがいいのかBさんがいいのか…
日々選択(意思決定)の連続です。
個人でも意思決定のタイミングはたくさんやってきますが、私の所属するBEAUSTYLEのようなスタートアップチームであればさらに、施策の方向性やスケジュール、アプリの仕様、ボタンの色や設置場所、SNSのコンテンツ内容や頻度、クオリティについてなど、チームでの意思決定を迫られるタイミングが怒涛のように押し寄せます。
今ではこの流れにも慣れて役割分担も形になってきましたが、チームで議論を行い始めた初期の頃には、意思決定に時間がかかることも多々ありました。
◆チームとしての意思決定、煮詰まったらどうする?
アプリの機能について改善したいことが見つかったときのこと。
事象:
BEAUSTYLEアプリには、SNSのようにスタイリストをフォローする機能がついていますが、あまり使われていません。
問題提起:
使われていないフォロー機能をどうするか?
解決策の選択肢:
「次回アップデートでフォロー機能を取る」
「フォロー機能を○月○日まで残して効果が○○になったら継続するか取るか判断する」
「フォロー機能を残して使ってもらうための施策立てる」
問題に対して出た意見:
「せっかくつけた機能を取るのもどうなの?あってもいい」
「もう少しユーザーが増えたら使われるかもしれないし残したい」
「そもそもフォローするメリットって何だっけ?」
「今使われてないならいらないよね」
…どれも間違った意見ではないが、結論にたどり着かない…。
どの意見も間違ってはいないのですが、決めきるには根拠が弱い。
つまりこの時の本質的な課題は、フォロー機能をどうするかではなく、
フォロー機能をどうするかという課題に対して結論は3択とわかっているのに、チームとしての意思決定に時間がかかり過ぎる
ということでした。
場合よってはスムーズに結論がでることもありますが、この時は回り道ばかりで結論が固まらず…
そんな時、チームメンバーのディレクターTさんが言ってくれた言葉があります。
Tさん:
「BEAUSTYLEの思想的には、魅力的なスタイル写真が予約のトリガー(引き金・きっかけ)でしたよね。だからカスタマーにストック(保存)してもらうのはスタイリスト情報よりスタイル写真の方が優先。スタイリストをフォローするユーザーストーリーは存在しなかったですよね(だからこの機能は削除じゃないかな)」
全員:
「そうでした!!」
結果:
次回アップデートでフォロー機能は削除
◆○○を変えて、自分たちが「決める」チームに
念のため言っておきますが、そもそもサービスを立ち上げるときにペルソナ設定もしていたしユーザーストーリーも作成していました。
それでも、立ち上げたばかりのほぼ実績がないサービスで、まだ見ぬユーザーを想定し経験者の少ないチームでその時ベストな意思決定するというのは簡単ではないなーと思います。(想いだけは強いのですが)
(左から、チームメンバーのMさん、Sさん、Sさん)
この時はTさんが視点を変えた意見を出してくれたことで、一気にチームとしての結論が導き出せましたが、いつもこの方法でうまくいく訳ではありません。
その他にも、一人一人が多くの情報量を持っておくこと、その情報を使いこなすこと、日頃からチームの判断基準を明確にするためのコミュニケーションを取っておくことなど、私たちが体感してきたチームの意思決定スピードをあげるために必要なことは多々あります。
現在も、たくさんの方々にアドバイスをもらいながら、役割分担を変えたり会議のやり方を見直したりと色々な施策を試しながら事業スピードを上げるために経験値をためるべく日々奮闘中です!
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今回は恥ずかしい未熟な部分をさらけ出しましたが、こんな成長中の「BEAUSTYLE」を少しでも面白そうと思った方、ぜひご連絡ください!
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