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REJOB BLOG

2025.12.24

リクルート、スタートアップ執行役員を経て、リジョブ事業企画室で挑戦する理由__事業グロースの『実行者として』選んだ、“業界貢献”のフィールド

リクルート出身。住宅・観光・美容など複数の事業で10年以上にわたり事業グロースに携わり、その後、観光TechスタートアップではVPとしてCX組織を管掌、1→10フェーズで150〜200%の成長を実現してきた和田さん。

次のフィールドとして選んだのが、じげん、そしてリジョブです。
2025年12月、じげんからの出向として、事業企画室 室長 兼 社長室というポジションでリジョブにジョイン。

「なぜ今、リジョブなのか」「なぜ事業企画室という新設部署で挑戦するのか」

元リクルート、スタートアップ執行役員というキャリアを歩んできた和田さんに、その理由とこれから描いていきたい未来について伺いました!

 

和田 英考(わだ ひでたか):新卒でリクルートに入社し、複数事業でマーケティング・CRM・データ活用・カスタマーサクセスを担当。ユーザー行動データとKPIを軸に、ROI最適化や収益拡大を実現。その後、観光TechスタートアップでVPとしてCX組織を管掌し 立ち上げ、1→10フェーズで150〜200%の継続成長をリード。2025年12月より、じげんグループにジョインし、リジョブの事業企画室 室長 兼 社長室で挑戦中。
座右の銘:中庸

 

第2創業フェーズで『実行者として』変革を担いたい

– どんな役割で入社したのか。現在のミッションを簡単に教えてください!

事業企画室 室長 兼 社長室として入社しました。

主なミッションは、求人プラットフォーム「リジョブ」を中心とした人材領域事業において、事業構造・データ・現場の声を横断的に捉え、経営判断と事業成長をつなぐことです。

短期的な成果創出と中長期の再現性ある成長、その両立を見据えた企画・推進をこれから担っていきます!

– 早速ですが、 入社した理由を伺わせてください。

今回の転職で重視していたのは、「事業の可能性」と「自分が果たすべき役割」でした。

選考を受けさせて頂いた会社はどの会社も「第2創業フェーズ」という共通点がありました。

これまで蓄積してきた資産や情報を活かしてどうマネタイズしていくか。

従来とは異なる戦い方や切り口を変えて挑んでいく。そんな変革期のフェーズでチャレンジしたい、という思いが自分の中にあったのだと思います。

その中でじげん/リジョブを選んだのは、「事業的な可能性」と「自分の可能性」が一番重なって見えたからです。

これまでの業界経験やマッチングビジネスの経験、O2OやCSでのテレマ組織立ち上げといった経験を活かしながら、全体感を合理で捉えつつ、現場の温度感や情理や論理も理解する。

そこから戦略を描き、現場の打ち手まで落とし込んでいく。どんなにブリリアントなアイデアでも、実行されなければ価値はありません。その意味で、リジョブでは自分の実行力を活かし、最も磨いていけるのではと感じました。

リクルート時代から、とにかく一次情報を拾い集め、どう実行に移すかを徹底してきました。その思考は、もはや身体に染みついています。単に助言をするだけの立場ではなく、「実行者として、現場と一緒に汗をかきながら推進する」ことにこだわりたい自分にとって、ここでの挑戦がとてもマッチしていました。

ただ最終的な決め手になったのは、「誰と働くか」です。

代表の大貫との面談では、良い意味で肩書きを意識せず、フラットに議論ができました。

これからの事業フェーズで本気で変えていきたいという想いや、今抱えている課題を包み隠さず共有してくれた上で、「このテーマを、和田さんだったらどうしますか?」と問われたのを覚えています。

そこで、これからの未来について前向きに語り合えた感覚があり、「ここで一緒に創っていこう」と素直に思えました。その“フラットさ”と“本気度”が、最終的にリジョブを選んだ理由です。

 

 

部署を横断した全体最適で、事業インパクトを生み出す挑戦

– これまでのキャリアについても伺わせてください。

新卒から約10年以上、リクルートグループで住宅・旅行・美容など複数領域の事業に携わってきました。

マーケティング、CRM、データ活用、カスタマーサクセスと領域は変わりましたが、一貫していたのは「事業成果にどうつながるか」を起点に考える姿勢です。

仮説を立て、数字で検証し、現場に落とす。この往復を徹底的に回してきました。

そのスタンスを徹底的に鍛えてくれたのが、リクルート時代に所属していた、ある女性部長です。

As is/To beのフレームで「今の課題は何か、真に解くべき命題は何か」を問い続けられ、手段ありき・打ち手ありきの提案はすぐに見抜かれてフィードバックを受けていました(汗)。

他との比較で幅を出し、その上で合理的にベストを選択する。この“徹底した合理性”は、この時期に身についたと思います。

同時に、その合理的な判断を支えるために、「感覚ではなく、できる限り数値で捉える」という癖も自然と染みついていきました。  選択肢を並べ、条件を分解し、どこに差分があり、どこにレバレッジがあるのかを数字で確認する。

その影響もあってか、プライベートでも、例えば買い物やポイ活をするときでさえ、単価やポイント還元率をスプレッドシートで比較してしまう癖がついています(笑)。

その後、観光Techのスタートアップに参画し、VPとして事業拡大フェーズを経験しました。

SaaSとしてのプロダクト成長だけでなく、「顧客の事業そのものが成長する構造をどう作るか」に向き合えたのは、大きな転機でした。

一方で、事業が複雑化するほど、部分最適ではなく全体最適を設計する役割の重要性も痛感しました。

当時は立ち上げを担っていたこともあり、CSチームに特化した最適化に寄ってしまい、セールスとCSのバランスをとる局面で、視野が狭い判断をしてしまったこともあります。そうした経験を通じて、「部署を横断し、全体最適で判断していくことこそ、価値を最大化できる」と確信するようになりました。その延長線上に、今のリジョブでの挑戦があります。

 

– 現在のミッションと期待されている役割を改めて聞かせてください

現在は、リジョブの事業構造やKPIを部署横断で捉え直し、「どこにレバレッジがあり、どこがボトルネックになっているのか」を可視化するところから着手しています。

事業企画室は、特定の施策を回す組織ではなく、事業横断で課題を構造化し、優先順位を定め、実行まで伴走する役割を担っています。

例えば、◯◯事業の単価構造やLTVを分解し直して伸ばすべきセグメントを見定めたり、複数事業にまたがるKPIの共通言語づくりを進めたりしています。

これまでにはなかった新しい切り口でグロースポイントを創っていくために、戦略的観点から仕組みをつくること。そして、数字や戦略だけでなく、現場で何が起きているのかを踏まえたうえで、最適な意思決定につなげることが求められています。

そのために、各部門との対話やデータ基盤の整備、意思決定プロセスの明文化を進めているところです。

短期的には成果に直結するテーマを確実に前進させつつ、中長期では“人が変わっても回る再現性ある仕組み”を「事業企画」で終わらせずに現場の皆さんと一緒に残していくこと。

それが、今の自分に課されている最大のミッションだと捉えています。

 

 

業界の価値を高める挑戦を、熱量の高いメンバーとともに

– 入社して感じたカルチャーは何かありますか

入社してまず感じたのは、当事者意識の高さでした。

「業界のために・事業成長のために何ができるか?」を本気で考え、妥協なく向き合っている人が多い。入社前から、社員ブログなどで業界や社会を主語に語るメンバーが多い印象はありましたが、実際に一緒に働いてみて、その熱量を肌で感じています。

正直、外から見ていた時は、もっと「わいわい」「楽しく」というイメージが強いのかな、と勝手に想像していた部分もありました。

いい意味で裏切られたのは、経営からメンバーまで、とにかく仕事に対して真剣で、「業界を良くしたい」という熱い想いと覚悟を持っていたことです。

飲み会の場でも、売上の話だけでなく「この業界をどう良くしていくか」という議論で盛り上がっていて、「こういう組織なんだ」と嬉しい驚きがありました。

業界出身者のメンバーが多い点も、リジョブならではだと思います。

前職から業界への想いを持ち続けている人たちが、同じ方向を向いて働いている。その空気感は、とても心地良いです。

また余談ですが、すれ違う時に自然と挨拶が交わされる文化もいいなと思います。受容的で、人想いな人が多い組織だと感じています。

 

– これから創っていきたい未来について教えてください。

事業として目指したいのは、「人材サービスの枠を超えて、業界そのものの価値を高める存在」になることです。

単に人をつなぎ、就職のマッチングをするだけでなく、働き方やキャリアの選択肢を広げ、「活躍」を支援し、業界に持続的な成長をもたらす。そのための事業基盤をつくりたいと考えています。

リジョブが支援している美容・リラクゼーション・介護・医療・宿泊・飲食といった労働集約型の業界は、「その日その瞬間しか味わえない価値」を提供している業界です。

「自分を変える楽しみ」や「自分を満たす時間」を生み出す、極めて人間的な価値。その価値を支えている従事者の方々が、誇りを持って働き続けられるような土台をつくっていきたいと思っています。

また責任者としてこだわりたいのは、短期の成果と中長期の価値をトレードオフにしないことです。

数字を追って短期的な成果を出しつつ、長期的な成長も同時に仕込んでいく。現場のリアルを大切にしながら、意思決定の質を高め続ける。その積み重ねが、結果として強い事業をつくると信じています。

再現性ある仕組みを残すこと。それが、事業企画室としての一つの完成形だと考えています。

 

– どんな方と一緒に働きたいですか?

一緒に働きたいのは、「正解がない状況を楽しめる人」です。

リジョブの事業フェーズには、面白さと同時に難しさもあります。だからこそ、自分の専門領域に閉じず、事業全体を良くするために踏み込める人と挑戦したいと思っています。

戦略だけでなく現場へのリスペクトを持ち、意思決定に責任を持とうとする姿勢を期待しています。簡単ではありませんが、その分、事業を動かしている実感は大きい環境です。

もし「安定した役割」よりも「業界全体に向き合う挑戦」にワクワクするのであれば、きっと楽しめると思います。

 

 

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リジョブは今、拡大期として、これまで深めてきた業界貢献事業を一気に広めていく段階です。より深い貢献とスピーディな拡大戦略を行っていくため、現在経営人材採用に力を入れています。

この12月にジョインしたばかりの事業企画室 室長 兼 社長室の和田さんは、とにかく事業に対する熱量が高く、事業の話になると止まらないくらい、やりたいことやアイデアにあふれているのが印象的でした。プライベートでもスプレッドシートで徹底的に数値比較してしまう合理的な一面がありつつも、情理を大切にする、人間味あふれる方でもあります。甘いものが大好き、という意外な一面も。

これから、事業企画室としてどんな「未来」を描いていくのか、非常にワクワクしています。

もし少しでも気になった方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう。事業企画室や、一緒に働くメンバーにフィーチャーした記事も、今後発信していく予定ですので、ぜひお楽しみにしていてください。

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