2025.07.03
今回紹介するのは法人営業チームリーダーの漆原琴果(うるしはら ことか)さん。
アパレル業界で販売接客を経験したのち、リジョブに中途入社し、未経験から営業職へキャリアチェンジ。3年目でチームリーダーに抜擢され、2025年4月からは社長室のメンバーも兼任するなど、着実にキャリアの幅を広げています。
そんな漆原さんに、キャリアチェンジのきっかけや、入社後に感じた美容業界の採用課題、そしてリジョブが目指す未来についてお話を伺いました。
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★プロフィール★
◎漆原琴果(うるしはら ことか):2021年9月中途入社。法人営業Div配属。前職ではアパレル業界での販売接客業務を経験。その後リジョブにjoinし、入社3年目で法人営業チームのリーダーに就任し、2025年4月からは法人営業Divを兼任しつつ、社長室メンバーに就任。
座右の銘:「適材適所」
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学生時代から洋服が大好きで、新卒ではアパレル業界に進みました。毎日店頭に立ってお客さまと接するのが本当に楽しかったですし、自分の提案で喜んでもらえる瞬間にやりがいを感じていました。ただ、数年働くうちにアパレル業界のキャリアの限界も見えてきて。
特にVMD(ビジュアルマーチャンダイザー)や店長職へのキャリアなど、やりたいことがあっても当時のアパレル業界は年功序列の文化が根強くあったため、コロナ禍をきっかけに自身のキャリアを見直しました。
見直す中で、あらゆる可能性を広げられるようになりたいと思い、
を軸に転職活動をし、親和性の高い美容業界であり、面接で出会った人たちの温かさを感じたリジョブで、自身の新しい可能性を広げていきたい!と思い、入社を決めました。
入社後、まずは30〜40社の担当を任せていただいたのですが、有形商材から無形商材となり、その変化に適応することが一番大変でした。
アパレルは、服という有形商材があるので、購入前に懸念があれば事前に払拭できますが、無形商材は、有形商材のように確実な効果を言いきれません。
業務を行う中で、トライアンドエラーで嬉しいことだけではなく悔しいことも言われながら、次はこうしてみよう、次はこの資料を作っていこうと自分なりに考え提案していく中でようやく慣れていった気がします。
その時に、アパレルの経験で活かされたと感じるのは「結果は後からついてくる」という考え方です。
アパレル時代に、顧客様からの信頼を得るのには想像以上に地道で時間がかかることを学んだこと、また、最後には結果(売上)として返ってきた経験があり、そこから、最初はうまくいかなくても「そんなのあたりまえ、自分はまだ色んなことができる時じゃない」と考えて焦らずにコツコツ目の前のことをやり遂げることに注力しました。
今振り返ると、この考え方があったからこそ、ここまで積み上げてこれたんだと感じています。
経験を積むことで社内でも意見を求められたり、頼りにされることも増え、3年目でリーダーに昇格。
リーダーになることで【対クライアント様】と【自分】だけだった視野が、全社視点に広がり、社内における【法人営業部】の重要性や、立ち位置、役割の視点も増えていきました。
「リジョブとしてクライアント様とどう向き合うか」であったり、会社の成長=顧客への価値提供の幅の増加と捉え、部署の売り上げ全体の達成などを考えられるようになったのはリーダー昇格後からだと思います。
とにかく人材確保の難しさを感じました。
人がいれば店舗展開を行えたり、売り上げが伸長できるのに、という状況の中で人材が不足しているため、泣く泣く予約お断りされている状況などを知りました。
特に一都三県はどの職種においてもサロン数・店舗数が圧倒的に多く、かつ、増加もしていき、競争も激化しています。また、求職者のニーズも多様化する中で、どのように柔軟に対応していくか、求人を打ち出していくかなど、そこに正解がないところにも苦悩するときもあります。
日々向き合う中で、ヒトを理由に各クライアント様の未来が発展しづらい状況などを目の当たりにして、人材確保の難しさ、シビアな問題だと感じました。
1件の応募の獲得のために何度も求人を工夫し、行動して獲得していく中で、担当営業として応募をお返しできないことにとてもジレンマを感じました。
そんなジレンマを打破していけると感じたのは、美容業界の人材確保という課題に、15年にわたり真摯に向き合い、サービスやサイトの設計を磨き続けてた実績と、その根底にある、一人ひとりのメンバーが持つ「業界に貢献したい」という強い想いと、純度の高い熱量がリジョブにはあることです。
具体的には、応募獲得の大切なツールであるスカウトを、使いやすく求職者に届きやすく改良したり、求人に口コミを載せて更なる魅力付けをしたり、また求人サイトだけでは取り切れない求職者を、昨年よりスタートした「人材紹介サービス:リジョブエージェント」にてご紹介していくことなど、小さな1歩ずつですが地道に進み続けています。
その上で、応募数・採用数というリジョブが大切にしている数字を最大化するために、どの部署もどのチームも地道に向き合い続けている姿をよく目にします。
リーダーになってからは、部署間での連携やMTGなども多くなったため、各部署がどれだけ考え抜いて想いを具現化させているかを、今まで以上に感じる機会も多くあります。
サービス改善などは当たり前かもしれませんが、どこの部署も欠けることなく気持ちを合わせてたくさんの議論をしてひたむきに向き合い続ける人々が揃っていることは、きれいごとをきれいごとに終わらせないリジョブだからこそではないかと心から思います。
2024年、法人営業チームのリーダーに就任した漆原さん。今までは担当クライアント様との関係づくりが主だったものが、「チーム」「業界全体」を意識するようになったと言います。
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今までは自分と担当クライアント様との関係性にだけフォーカスを置いていた自分がいますが、リーダー昇格後は法人部署対全クライアント様としての視点で見ています。
そのため、法人部署として何をすればクライアント様へより良い応募採用が生み出せるのかを考えているため、1対全クライアント様のイメージを今はもっています。
例えば、担当のクライアント様に関わらず、1社1社の状況をメンバーとすり合わせながら対応を進めたり、チーム全体でクライアントへのより良い価値を提供するためにどうするか。同チームのリーダーやマネージャーとすり合わせ、体制や戦略を考えたりしています。
また、営業メンバー一人ひとりの成長=それぞれの担当クライアント様へのリジョブとしての価値提供でもあると思いますため、間接的なクライアント様との向き合い方の考え方も増えました。
まだまだ自分自身、未熟だなと思う時はあり、目の前のことに追われて、どうしても短いスパンで思考し、対応してしまう場面もあります。
小さな視点・視野ではなくて、長期的に考えることや、自分と対クライアント様の視野だけではなく、法人部署と他部署など社内・社外問わず視点を広げていきたいなと思っています。
日頃クライアント様に向き合う部署だからこそ、クライアント様のお声は一番受けており、それがリジョブにとっての資産であると思うため、現場感覚を活かした経営視点で、会社の変革・挑戦そして成長に寄与していけるようにしたいです。
また、2025年の4月からは社長室も兼務させてもらうようになり、リジョブ全体の方針や、中長期の戦略にも関わるようになりました。法人TLからさらに広がっているので、リジョブを主語にして向き合い考えていくことが必要になってくるので、視座を自分のものにしていき、チーム達成・全社ミッションの達成や業界貢献につなげていきたいと思ってます。
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