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社員ブログ

2019.03.19

【”介護” 実体験レポート第3弾】ひと口のお茶が命取りに! 新卒2年目が介護施設で感じた『無力感と業界課題』とは?

 

みなさんこんにちは! 今回は、もうすぐ入社3年目となる小泉がお届けします! ※ブログ登場は2度目となります。ダム好きの小泉です(笑)!

 

入社当初より、新規事業として立ち上がった「介護Div」配属。営業を経て、現在は企業様のフォローや求人広告制作に携わるカスタマーサポートという部署で、日々介護業界の人材不足と向き合っています。今回、介護事業部責任者のHさんからバトンを引継ぎレポートさせていただきます!

 

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▲会社の大運動会のヒトコマ。年中走っています♪

 

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▲元ダンサー。運動会恒例の、全社員ダンス振り付けを同期と担当。このあと髪を切りました!

 

■おむつ→マッスルスーツ→第3弾は…?

 

さて、介護Divではチーム全体が「業界とビジネスとの距離感」を重視しております。ということで現場を知ろうと、日々介護業界に首を突っ込んでおります。先日の第2弾レポートでは、私もHさんと一緒にマッスルスーツ着用を体験させていただきました。

 

前回は主に施設見学がメインでしたが、今回は「ご利用者様との触れ合い」など実務に近い体験ができないか?と、介護施設にてボランティア活動を行ってきました!

 

■「自分の判断でサっと手伝う」がNG?

 

今回はご縁に恵まれ、『公益社団法人地域医療振興協会 東京北医療センター介護老人保健施設さくらの杜』様に訪問し、ボランティア活動をさせていただきました!

 

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▲ボランティア前で少し緊張しています(笑) 当日は雪が降っていました!

 

ご挨拶の後、いよいよオリエンテーションへ移ります。「何かご利用者様に頼まれごとをされた際は必ずスタッフに声をかけてください。ご自身の判断でお手伝いされないようお願いします。」と伺った際に、責任もって命を預かる現場、ということを実感させられました。

 

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…もしご利用者様に「お茶を持ってきて」と頼まれたとします。私が良かれと思い、施設内にあるお茶を注いで持って行ってしまったら、どういうことが起きてしまうのでしょうか? そのご利用者様が1日に摂取できる水分量が決まっていた場合や、とろみを決められた度合で付けたものでないと口にできない場合など、私がとった行動は命に関わる行動となってしまうのです。これからお話させていただきますが、今回のボランティアを通じて1番痛感したことは「自分は無力だ」ということでした。

 

■シンプルな業務に潜む、とてつもない配慮とは?

 

今回お手伝いさせてもらった業務内容は、「①シーツ交換」「②昼食とおやつの配膳業務」「③ご利用者様との交流(いわゆる見守り介助)」の3点です。というのも、私たちはこういった食事の配膳業務や施設の清掃業務などに介護業務を切り分け、無資格・未経験の方にも短時間から従事いただける『介護シェアリング』というサービスを提供しており、シェアリング業務の現場を体感したかったのです。

 

まず、私は「①シーツ交換」をお手伝いさせていただきましたが、実はシーツ交換1つとっても、かなり気を遣わなければなりません。

 

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シーツに皺が残ったまま敷くと、ご利用者様が動かれるたびに皮膚が擦れて傷ついてしまうそうなのです。ご利用者様の皮膚は想像以上にデリケートなので、スタッフの方に「ホテルみたいに綺麗にシーツを敷くよりも、とにかく皺が残っていないかを注意してほしい」とアドバイスいただきました。

 

次に、「②昼食の配膳業務」をお手伝いさせていただいたのですが、これまた想像を覆されました。正直、配膳業務は問題なく出来るのでは? と思っていましたが、現場で痛感したのは「配膳業務にはものすごい配慮が必要だ」ということです。

 

先ほどのお茶の例もそうですが、ご利用者毎にメニューが細かく決まっています。水分量や3段階のとろみなども、お一人ずつ違います。スタッフの方々は「記憶を頼りにして、万一のことがあっては」と、配膳表とお一人おひとりの様子を見ながら配膳していました。食事の配膳は一歩間違えば命を落としてしまう程、危険性が高い業務なのです。私たちも、指示を受けながら実際にお手伝いさせていただきました。

 

■介護業界に「本当に役に立つサービス」を

 

その他の時間は、ご利用者様とお話したり、レクリエーションに参加させていただきました。翌週、介護Divのメンバーが同じくボランティアで伺った際に、私たちのことを覚えていたご利用者様が数名いらっしゃったそうです。同じ時間は数時間しか過ごしてはいないのですが、その方々の記憶に残ったことはとても嬉しかったです。

 

…冷静に振り返ると私たちがお役に立てたことは「ご利用者様との交流」だけでしたので、先述した通り「自分は無力だ」と痛感しました。けれど、スタッフの皆様からは「食事の配膳業務など、簡単と思われている業務ほど実は命の危険が潜んでいます。ご利用者様と交流いただくほうが、自分たちがいつもそこに時間を十分に割けないのでとても助かりますよ。」と言っていただけました。

 

私自身、介護業界は「綺麗事だけではうまくいかない、プロフェッショナルな世界」と思っています。父方の祖母が現在特別養護老人ホームに入居していますが、入居前に母が在宅介護をしていた時期は正直、心穏やかな対応は私も含め、母も父も出来なかったのです。

 

一方で母方の祖母は元介護職員で、いわば「介護のプロ」でした。在宅介護の時期も、彼女は心穏やかな対応をしつつ、しっかり自律できるような声がけなど、沢山のサポートをしてくれました。その姿に私は彼女をプロだと思いましたし、今回のボランティアで接したスタッフの方々にも同じ感情を抱きました。

 

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▲介護のプロのおばあちゃんと。尊敬していますが、気も強く口喧嘩ではとてもかないません(笑)

 

■現場が求める「介護シェアリングの形」は?

 

「十分にご利用者様との交流の時間が取れない」「新しい人を受け入れるにせよ、育成の工数がなかなか取れない」など、現場から今回頂いたご意見は、まさに業界の課題を象徴するものでした。

 

…ご利用者様と働き手の両方が気持ち良く過ごせる環境を、目指さなければいけないと一層思いましたし、本当に業界にとって良い介護シェアリングの形は何なのか、介護業界特化型の求人メディアとしてどういったサービスを提供していくべきなのか、改めて1から考え直す機会となりました。

 

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▲介護Divの3人でボランティアさせていただきました!

 

誰しもに将来的に訪れる「介護」は、皆さんの周りの大切な人や自分自身にとって、必ず向き合う時期が来るテーマではないでしょうか。しかしながら、このままでは2035年時点で介護人材は70万人が不足すると見込まれ、業界が抱える課題は深刻です。

 

…約15年後にそんな世界が待っているのかと思うと、さらにスピード感を上げて根本的な課題解決をせねばなりません。今回の貴重な体験をもとに、ご契約後の企業様と1番近くで接する立場として、より一層スピードを上げて根本的な課題解決ができるよう頑張っていきたいと思います!

 

 

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